意地悪な人間は「心にある意地」が悪質になっている。
人間、元々、心は無であったが、
育つ環境によって善悪の資質が心に蓄積される。
持って生まれたものがあるかも知れないが、
赤子の時点でそれを確かめることは出来ない。
物心付いた時点の言動でようやく判断出来始める。
いつの間にか意地悪な性格になり、他人に嫌な思いをさせる。
本人の意志を以って意地悪をしているのかどうかは、
これも本人でなければ分からない。
これを直すには本人の努力と他人の忠言や箴言である。
しかし、意地悪な性格の人間ほど、人の忠言を嫌がる。
自分の意地悪が自分自身を傷付けていることも知らずに。
教育とは他人に迷惑を掛けない心を創ることである。
進学や学歴、就職も大事だが、人徳育成はもっと大事である。