2017年03月31日

環境 

心学「環境」

鳥は空を飛び、魚は水中を泳ぐ。

人は空を飛び、水中で生きるなどあり得ない。

それぞれ進化の中で与えられた環境で生きている。

人間も然り。

それぞれの立場や環境によって生き方は異なる。

人によっての言動も異なる。

それを比較し批評や批判しても仕方ない。

心を修めた人間は比べることをせず、

その人の人格を認める。

もし、自分が他人を観る時、

比べる性格、認める性格なのかを観る。

どちらが多いのかによって自分自身が解る。

多少比べても良いが、それは絶対的な比較ではない。

自分本位の比較である。

心に留めて、余計な言動を慎むべきであろう。

人間、生きていればそれぞれの環境は異なる。

異なるものを比べることは難しい。

自分本位に成り易いからである。

人間、誰しも比べる気持ちはあるが、

その言動によって人格が観られるので要注意。

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2017年03月30日

自分を知る 

心学「自分を知る」

人の事を知りたがる人間ほど、

自分の事を知りたがらない。

自分自身を知ることが怖いのだろう。

人の欠点を探し、自分と同じ位置に陥れたい。

他人の善い点を探し、自分自身が学ぶなら良いが、

他人の悪い点を探し、周囲に言い触らす。

自分を知ることは、自分の善い点悪い点を観ること。

善い点は伸ばし、悪い点は改める。

これが出来る人間は「自分に明るい」心を持つ。

自分を知ることが出来ない人間は「自分に暗い」心を持つ。

心を修めることは「自分を知る」が基本。

自分自身に足りない「学び」を知り、

それを修め、実践することで自分が成長する。

自分の心が自分の人生を創る。

自分の心を知らない人間は、

自分の望む人生を創ることが出来ない。

自分を知る、自分を観る、自分を語る、

自分自身が自分である天命を知る。

自分は他人ではなく、自分自身です。

自分を知らずして、自分の人生は歩けない。

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2017年03月29日

適材 

心学「適材」

人にはそれぞれ適材適所がある。

出来ないからといって非難してはいけない。

もしかして、その環境に合わないかもしれない。

組織や会社、家庭などで人と話をする場合、

相手の「適する」を考える。

自分の都合を押し付けても上手くいかない。

四角い器に円い器は入らない。

しかし、どちらか一方を大きくすれば双方とも納まる。

その形や大小を観る力が必要であり、

それが人材を伸ばす力でもある。

相手を観ずして、物事を決めるのは、

形が合わない器を入れるようなもの。

適材適所とは「人を観る力」をつける好機である。

四方八方から形や質量を観て、

適した環境に置こう。

それでも人間の質量は変化するので、

常に「観る」ことを怠ってはいけない。

適材適所は不変ではなく、変化するものであり、

それに合わせる自分の心も「変化の力」を持つ。

心や志が固まってはいけない。

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2017年03月28日

教育 

心学「教育」

社員や店員を教育しない経営者や店主。

それらの会社や店は手入れのしない田畑のようなもの。

売上をつくる社員や店員が荒れ放題なら、

良い作物や果実が収穫できるわけがない。

人こそ最大の資本であり、財産である。

その人財を育てなければ会社や店は大きくならない。

経営者や店主の役目、努めは「人を育てる」ことが基本。

その前に自分自身がまず「自分を育てる」に専念する。

そして後、社員や店員の性格や生活環境を把握する。

会社は「神が座する社」、店は「世の中を見せる場」、

人間として大きく成長修養する処でもある。

給与で人を使うのは当然のこと、

心を以って社員や店員がついてくれる経営者や店主こそが仁人。

社員や店員から尊敬される人間を目指そう。

また、社員や店員の立場になっている人は、

人間学の好機と思い、大いに学ぶこと。

人生は常に修学の好機である。

無駄な時間と出会いはないと思うくらいの、

心の器を大きく持ち、人を恨む、僻む、諂うことなく、

気持ちの良い人生を歩みたい。

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2017年03月27日

評価

心学「評価」

人を評価することは言葉に責任を要す。

真偽を調べずして、安易に評価して、

相手を傷付ける、まさに不仁の言動である。

口にする前、その真偽を確かめ、

本人が嫌な思いをしない評価ならまだしも、

鬼の首を取ったような評価は不徳。

評価が過ぎて誹謗中傷になる場合もある。

評価は決して悪いことではないが、

真偽を確かめ、しばし間を置いてから口にする。

これも仁の修徳である。

特に思い付きや受け売りで、

余計なことを言い易い性格の人間は要注意。

それで失敗や世間から非難されることもある。

出来得る限り余計な事は言わない。

一旦、口にした事は自分自身の過去となり、

過去が自分と云う人格を創る。

自分自身の評価は周囲の人間がしている。

その良し悪しは分からないが、

自分から決して他人の悪評だけは流さないこと。

これが仁徳の言動である。

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2017年03月26日

自分

心学「自分」

人は人、自分は自分。

では、自分とは何か。

自分自身を知ることは容易いことではない。

日々、自分を省みる人間は心の成長が多い。

自分を省みない人間は心の成長は少ない。

どちらもそれぞれの生き方なので良し悪しはない。

ただ、「心を修める学問」は、

心が病に罹らないように心を鍛え、

もし心が病に罹ったら対処法を教えてくれる。

修めないより修めた方が良い。

それを要しない天性的な仁徳者は良いが、

大半の人間は修めた方が良い。

ただ、現代社会ではその修める環境が少ない。

是非、心学を修め、多くの人に広め、

互いに教学の精神でいきたいものである。

他人に教え、自ら育つ、教学がこれからの自己教育。

現代は以前より精神的に悩む人が多い。

人間として最も大事な「仁徳」に欠けているのも原因の一つ。

自分なりに生きる為には、自分自身を知ること。

自分を知るには、自分を学び修めなければならない。

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2017年03月25日

自分の友を観よ 

心学「自分の友を観よ」

自分の心を観るなら、自分の友を観よ。

類友の法則と云うものがあり、

同じ類が集まり、人格を形成している。

悪は悪に染まり、善は善に染まる。

また、これは固定しないので染め替えも出来る。

悪が善に染まり、善の色となる。

善が悪に染まり、悪の色になる。

勝手染まるわけでない、自分の心が染め変える。

多くの人間を観察する人間学も大事。

聖賢の書を読むも大事。

何事も自分を修める学問である。

そして、多くの学びを実践することによって、

自分の人生が向上する。

自分が置かれた環境は、自分が学ぶ教材である。

視点を変えれば、不幸も辛苦も栄養になる。

その心の切り替えが「心を修める学問」の初め。

戻ることのない時間を大事に、

自分自身の成長に使いたいものである。

「学なり難し 一寸の光陰軽んずべからず」

日々、自分を大事に育てよう。

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 「第一章 知る 天命とは何か」
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 会場  きずな出版 2F 神楽坂学問所
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2017年03月24日

自分を修める 

心学「自分を修める」

人間は「自分なり」に生きている。

人生には多くの艱難辛苦があり、

「自分なり」に耐えて生きてきた。

振り返ってみる、心の成長を。

そのたびに「心を修めていれば」と。

自分を修めることは「心配」「不安」「苦痛」を軽くし、

心を安寧にしてくれる。

修めるとは「仁・義・礼・智・信」の五徳を学ぶこと。

人間として「為すべきこと成す」ことを忠実に行う。

日々の出来事を心の栄養素にする。

自分を修める、それは容易いことでないが、

その効果は修めた人間しか分からない。

分かる人間がまだ知らない人間へ教学する。

それこそ仁徳の社会である。

人の心は放置すれば荒地にも成り易い。

常に手入れは必要であり、

栽培、育成、収穫も大事。

人が喜ぶ綺麗な花を咲かせ、

栄養のある果実や穀物を与え、

多くの人々に幸を与えたい。

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2017年03月23日

噂を流す 

心学「噂を流す」

他人の悪口や噂を流す。

悪の快感であるかもしれない。

流す本人は意外と罪の意識を持たない。

しかし、これが自分の命取りに成り兼ねない。

悪口や噂を流せば、その発信元は必ず露見する。

「口は禍の門」の如く、やがてその門に返る。

悪口や噂を流すほど、自分自身の評価を落とし、

自分自身を苦しめることになる。

悪口や噂で裕福になった人間はいない。

それはすべての人が「自分が言われたら」を嫌うからである。

自分が言われて嫌なことを平気でする人間、

それに対して人の眼、天の眼が黙っていない。

心で思うことは自由だが、

口と云う「心の門」からは出さないことである。

人間は誰しも自分自身のことは大事にしたい。

その気持ちがあるならば、

人を陥れるような不仁な言動は避けるべきであろう。

常にあなたの言動を以って、

他人はあなたの評価を定めている。

口から出た細菌は勝手に増殖する。

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2017年03月22日

国利民福 

心学「国利民福」

国家の利益を以って国民が豊かになる。

国家が国民を重んじ、国民に仁徳を教える。

まさに国家が目指すべき「仁政」である。

国家は社会から成り立つ、

社会は個人より成り立つ。

個人を創るのは家庭である。

家庭こそ「仁」の基本。

家庭の教育に「仁徳」があれば、

その家庭は心豊かになる。

しかし、上手くいかないのが現実。

この現実も発端は「心の種」から始まる。

「心の種」が「心の芽」「心の花」となり、

やがて実になって現れ「現実」を創る。

仁徳と云う理想を蔑ろせず、

自分たちで出来る「心の力」を尽くそう。

今の現実は昔と今の心から成り立っている。

現実は難しいと言わず、ゆっくり前に進もう。

個人の仁徳が社会の仁徳を創り、

それが国家の仁徳となる。

古より伝わる理想の国家ではあるが、

それに向かう人間が少ないのだろうか、

実に悲しいことである。

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