不仁の言動に「謗る そしる」がある。
謗る人間は精神的な鬱憤を持つかもしれないが、
謗られる人間はとても嫌な気分になり、
謗る人間を嫌うことになる。
また、逆に謗り合う場合もある。
人間関係では最も不仁な言動。
相手を謗る前に自分自身の人徳を観る。
これが出来ない人間が他人を謗る。
他人を謗る人間ほど、嫌われる存在になる為、
親しい知人友人が少なくなる。
もし、居たとしても同じ不仁の心を持つ人間。
でも、互いに裏では謗り合っているかもしれない関係。
もし、自分自身が謗られる立場になったらと云う
恕 じょ(己が欲せざるところ、人に施すなかれ)の心を、
常に持つこと、それを教えること、それを実践すること。
心を修める学問に励み、嫌われない立場、
尊敬される人間になるよう自分自身を磨きたい。
磨こうが磨かまいが、自分自身はどう思うが、
他人から観た自分自身に大きな違いはある。
それを気にすることはないが、自分自身の評価にはなる。
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