2017年07月31日

空家

心学「空き家」

人が住まない「空き家」。

空き家ほど、人が住んでいる家より朽ちるのが早い。

使わないのに、どうして朽ちるのが早いのだろうか。

そこに「気」が少なくなり、

建物や家具の価値を認めることが少なくなる。

人間の心も同じ。

心も空き家になれば、朽ちるのも早い。

誰も受け入れず、他人からの助言や忠告も聞かず、

人を嫌い、自分自身の世界だけで心を満足させる。

他人を家に入れることを嫌う人も多い。

他人を心に入れることを嫌う人も多い。

これは好き嫌いもあるので是非は言えないが、

空気の入れ替えや掃除も必要。

無人の家、無人の心だけは避けたいものである。

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第六回 「心学」講座 「心と根性」と「心を語る」とは

根性の「根」と「性」は? どうすれば根性は強くなる。

参加者の心を語る会を今回から設けました。

日時 8月26日 土曜日 午後2時〜4時  受付1時45分 

会場  きずな出版 2F 神楽坂学問所 会費 3000円

詳細は心学「イベント」まで。
https://www.facebook.com/shingaku001/

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2017年07月30日

仁 

心学「仁」

仁は死語に近い言葉となっている。

しかし、人間関係の中で最も高徳な心である。

人を思いやる心、人を慈しむ心、人を差別しない心、

人を争わない心、人に嫌な思いをさせない心など。

幅広い慈愛の相である。

この「仁」の心を教えるか否かで教育が変わる。

家庭での仁徳教育、学校での仁徳教育、社会での仁徳教育、

企業での仁徳教育、仁徳教育こそ人間教育の原点である。

当然、それを教える立場の人間が「仁徳」を修める必要がある。

教育は「人に教えて育てる」こと。

教える為にも、その立場にある人間は学問を修めること。

まず、仁の基本である「恕」を修め、

「自分がされて嫌なことは 人にしてはならない」を実践する。

古い教育と言う人ほど、教育の原点を修めていない。

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第六回 「心学」講座 「心と根性」と「心を語る」とは

根性の「根」と「性」は? どうすれば根性は強くなる。

参加者の心を語る会を今回から設けました。

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2017年07月29日

根性 

心学「根性」

根性とは一所懸命することの印象が強い。

しかし、根は伸びることと同時に、

耐えることに力が入っている。

大地の上に力強く張り、暗い地中に根を伸ばし、

栄養を吸い上げ、幹や枝に送り続ける。

しかも、休むことなく、一日中その作業を続ける。

強風にも負けず、豪雨や豪雪に耐え、

逃げることなく生き続け、花を咲かせ、実を結ばせる。

それが根性の相である。

俄かに耐えるだけではない。

永年続く根性であり、人生の見本である。

根の心が生きる、それが「根の性」いわゆる「根性」。

自分自身の根性を見極め、更なる強い性を持ち、

多くの辛苦に耐える「根性」を修めよう。

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第六回 「心学」講座 「心と根性」と「心を語る」とは

根性の「根」と「性」は? どうすれば根性は強くなる。

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2017年07月28日

嫌う 

心学「嫌う」

自分に対する忠告や助言を嫌う人間がいる。

それは的外れではなく、

的中していることが多い。

自分自身が傷つきたくない為、

少しでもそれに触れたくない。

人の話や善書なども同じ。

読んだ方が為になる書物を嫌う。

自分自身を成長させる環境や言動を嫌う。

さも、わかったような表現をするが、

本当は理解していないことも多い。

素直になることは心の勇気が必要。

自分に足りないことを心広くし、

まずは心に取り入れ、合うべき栄養素を摂る。

合わない部分は排出すれば良い。

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根性の「根」と「性」は? どうすれば根性は強くなる。

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2017年07月27日

難しい 

心学「難しい」

やる前から「難しい」と言って、

出来ない理由を予め用意する人間。

それではいつまで経っても出来ない。

出来ないことに努力する人間である。

努力は「する」「しない」双方に働く、

心の思いである。

難しいと思うのは行動して問題が見つかった時点で、

発する言葉であって、何もせぬ内から言うものではない。

事を成すには時間を要する。

その長い時間を要する事が「難しい」という表現になる。

難しい、即ち「出来ない」「不可能」ではない。

「難しい」と言う癖のある人間は要注意。

本を開かずにして「難しい」と言って、

読むことを避けると同じである。

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2017年07月26日

心学「義」

他人の約束を守ることを「義」と云う。

人間関係の仁徳である「義」を実行する。

その前に「義」とは何かを学ぶ必要がある。

学んで問う、これが学問と云う。

本来の学問とは仁徳を高めることである。

「仁・義・礼・智・信」の徳目「義」、

人との約束事、決められた事を守る、

他人に対して「為すべきことを成す」心が「義」。

常に自分が為すべきことを成す「義」を心掛ける。

義は成して当たり前、難しいと評価することでもない。

義を成さない人間は原因を人に求め、

自分自身は反省しない。

反省し、改善、実践しない為に、いつまでも不義が続く。

人間関係の要である「義」を大事にしよう。

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2017年07月25日

否定 

心学「否定」

何事もすぐに否定はしない。

他人の意見をすぐに否定する習性の人間も少なくはない。

食べ物を入れた容器の蓋を開けずに、

不味いと判断してしまうようなもの。

まずは蓋を開け、食べ物を見て、匂いを嗅いで、

味見をしてこそ、自分の好みなのか判断出来る。

否定する人間の話を聞く時は要注意。

中身を吟味せずして評価している場合が多い。

その時でも否定せず、人間学と思い、最後まで聴くこと。

それはそれで自分が学べる好機である。

それを頭に浮かべ、自分が他人を評価する場合、

注意すべきところを観る修養を積もう。

せっかく美味しい食べ物かもしれない。

まずは自らの蓋を開けてみよう。

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2017年07月24日

理屈 

心学「理屈」

真理と理屈。

同じ「理」であるが大きな違い。

真理は「真の理 まことのまこと」の意味。

理屈は「屈折した理 曲がったまこと」の意味。

本来、真はまっすぐであり、正しい方向を向いている。

理屈を述べるとは「間違った考え」を話すことになる。

それが正しければ「理屈」にならない。

自分の意見が正しいか、正しくないかは、

自分自身よりも他人が分かる。

自分の意見を他人に聴き、

直すべきところがあれば、速やかに直す。

素直や正直の字に「直」が付く。

「直」と「屈」には大きな違いがある。

その中でも「屁理屈」はさらに始末が悪い。

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2017年07月23日

悩み 

心学「悩み」

人間、誰しも悩む。

悩みや迷いは誰にでも起き、気にするのは当然のこと。

心を修養した人間としない人間の違いは、

悩みから自分を切り離す時間の長短にある。

心を修めない人間はいつまでも悩みにしがみつく。

しがみついても結果を得られず、

そのこと自体に不満を生じる。

玄関前に溜まった塵を掃かないようなもの。

塵が消えるわけではなく、玄関前から消えるだけである。

心を掃く、心を拭く、常に心を掃除する修養を心掛ける。

如何なる家でも塵は溜まる。

小まめに掃除すれば、塵は山にならない。

心の悩みは如何なる人間にも起こり得る。

心の掃除、心を修める、それが学問である。

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2017年07月22日

仁の人 

心学「仁の人」

人の話を聞く相で人徳が観える。

徳を修めていない人間は、最後まで聞こうとしない。

相手の話を中断させ、自分の言いたいことを言う。

仁徳を修めた人間は、相手の話を最後まで聞き、

しばし間を置いて、自分自身の主張を話す。

相手の話を真っ向から否定せず、

得るべきところを得て、良いところを学ぶ。

この修練が出来ないと言う人間は、

まず、これらのことを実践せずして反論する。

出来ない人間の特徴は反論を正当化する習性がある。

人の話は自分に正負あろうが、

最後まで聞いて、相手を傷つけない。

なぜなら、仁徳の基本は恕の心である。

恕「自分がされて嫌なことは 人にしてはならない」心。
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