如何なる素晴らしい草樹も、
蒔く時期や土壌を間違えれば、育つことはない。
自分自身も同じ、自分が目指すべきことがあれば、
それを実行する時期を計るべきであろう。
思い付きなどで軽率に言動しないことである。
実行とは「実になる為の行い」である。
実行しなければ実現はない。
種を蒔く時期や環境を間違えれば、
せっかくの実も芽生えず、無駄になる。
天地自然の万法は種類によっての時期や環境を計り、
無駄や無理の動きはしない。
あるべきように育ち、為すべきように成している。
人間として大いに自然界から学びたいものである。
今、目の前に咲く一輪の花にさえ、大きなる力が宿っている。
