惜(お)しむ、過ぎた事を惜しむなどに使う。
この惜しむの「惜」とは「心に昔」を組み合わせた字。
過ぎた昔の事柄が心に残っている状態。
変えように変えられない過去。
しかし、過去を変えられずとも、未来を創ることは出来る。
過去を惜しんだら、未来に希望を持つ。
その為にも過去の自分自身を観る力が必要。
しかも、過去の自分をごまかすことなく、
正直な相(すがた)の自分自身を観る。
それが次に植える「心の種」になる。
過去の自分が未来の自分になるか否かは、
自分自身の心一つ。
常に自分の心を観て、心を書いて、心を語り、
仁の心を以って、徳を修めたいものである。

私は過去のことをくよくよ悩む質です。それが意味のないことと分かっていても、やめられない。
心を磨き、過去の失敗を反省し、将来の糧にできるよう心の修練を続けてゆきます。